[E] 訪問者 / FC2 Analysis
[E] 訪問者
今回は、FC2アナリシスの「訪問者」について書いています。
お話は、次の順番で進みます。
FC2アナリシスの導入については、記事「FC2アクセス解析の導入手順」が参考になります。
[E1] ホストの追跡
訪問者(ホスト)ごとに、どのようにブログ内を歩いたか?表示します。FC2アナリシスには、次のように記載されています。
ホスト別のアクセス数を集計したものです。
使用例
(01)
「訪問者」で「ホストの追跡」をクリックします。
(02)
訪問者を集計して、ヒット数の多い順に表示されます。
画像内のホスト名やIPアドレスは、書き換えています。晒(さら)しているわけではありません。
(03)
気になるホスト名をクリックします。
アクセス数が多いほど、ブログ内のページを多く巡回しています。アクセス数に「1」が立っている場合は、見ないで帰っているかもしれません。
つまり、ページを多く見てくれた人の経路を知りたい場合は、アクセス数が多いものを見ます。
(04)
上段に、「ホストの情報」が表示されます。
- 初回アクセス日時
- ホスト名
- IPアドレス
- プロバイダ
- 地域
- 都道府県
- OS
- ブラウザ
- ディスプレイ
下段に、ホストごとの「アクセスログ」が表示されます。
- 訪問日時
- 閲覧した時間
- 閲覧したページ
FC2アナリシスを使う最大の利点は、「ホストの追跡」だと思います。ページをどの順番で、どのくらいの時間ユーザが閲覧したかを知ることができます。
FC2アナリシスの「ホストの追跡」は、ユーザの足跡を分かりやすく確認できます。すばらしい。
(05)
来訪者が、どこから来たか調べたいときは、「リンク元」のURLをクリックします。
(06)
リンク元が検索エンジンであれば、どのようなキーワードで来訪したか分かります。
表示されたキーワードを、頭の中で疑問形に変換します。例えば、「fc2 rss 設定」であれば、おそらくFC2ブログ作成者(ブロガー)が、
「FC2ブログのRSS設定は、どこでどうすれば良いのか?」
を調べているのだと思います。
「fc2」ですから、あるいはFC2ホームページ作成者かもしれませんが、ホームページでRSSを設置しようと考えたら、「ホームページ RSS」と入力するような気がします。「fc2」を入れる意味がありません。
あるいは、FC2ブログを閲覧している人の可能性もあります。「RSSリーダーでどのように設定すれば良いのか?」を調べているのかもしれません。
しかし、その場合は、「rss 設定 方法」などと入力するような気がします。
本人に聞いてみないと、確かなことは分かりませんが、何を思って調べたのか、あれこれ推察します。
推察できたら、例えば、次のようなことをチェックします。
- 閲覧者の疑問を解決する情報が、自分のブログにあるか?
- 閲覧者が、簡単に理解できる内容になっているか?
- 閲覧者は、すぐに情報まで辿(たど)り着けているか?
- ページのボリュームから鑑(かんが)みて、適切な閲覧時間か?
- 該当するページを見た後に、続けて他のページも見ているか?
また、アクセス数が多いもの(経路をたどる)だけでなく、アクセス数の少ないものをチェックすることも重要です。
アクセス数の少ないユーザのキーワードを見ていると、自分が考えもしないようなユーザニーズに気が付くこともあります。
情報が足りないと感じたものは補完して、層の厚いブログにすることで、さらにアクセス増につながります。
しかし、気を付けなければいけないことがあります。どうやら、日本人は分析が好きな傾向があるので、分析だけで楽しくなってしまう人が多いようです。
暇さえあれば、アクセス解析を見ていたりして・・・自戒も含めて思うのですが、何しろ実行することが大切です。
[把握] → [調査] → [分析] → [すぐ実行] → [改善]
[E2] リピータ
はじめてブログを訪問した人と、リピータの割合を表示します。FC2アナリシスには、次のように記載されています。
リピータがどの程度いるかを集計したものです。リピータ率は同じ訪問者が再び訪れる確率です。
使用例
(01)
「訪問者」で「リピータ」をクリックします。
(02)
「初回訪問者」、「リピータ」が表示されます。
「アクセス数」と書いてありますが、これはヒット数の数値を使っています。ヒット数を、初回訪問者とリピータに振り分けても、何の意味もありません。
また、リピータ率の設定の仕方が曖昧です。1日おきで来てくれているのか?1週間おきで来てくれているのか?再訪問の時間の範囲を設定しないと意味がありません。
検索エンジンの結果画面で、出たり入ったりした行動がリピータとしてカウントされているのであれば、それはリピータのデータとは言えないと思います。
これは、全く参考にならないデータです。試しにブラウザのリロードをしてみれば分かります。ガンガン「初回訪問者」が増えていきます。
[E3] OS
訪問者が使用しているOSの種類を集計して表示されます。FC2アナリシスには、次のように記載されています。
ブラウザから送信されるuserAgentの値を元にした、OS別の集計です。
使用例
(01)
「訪問者」で「OS」をクリックします。
(02)
OSの種類と、それぞれの「アクセス数」が表示されます。
「[E2] リピータ」でも書きましたが、「アクセス数」は、ヒット数の数値を使っています。ヒット数では、正確なデータにはなりません。
たまたまでしょうけれど、あながち間違っていないデータ結果になっているところが、恐いところです。
また、来訪者が多くなれば、ヒット数としての影響力が下がって、それなりに正確なデータ結果になっていくこともあるのかもしれません。
これは、全く参考にならないデータです。試しにブラウザのリロードをしてみれば分かります。
[E4] ブラウザ
訪問者が使用しているブラウザの種類を集計して表示されます。FC2アナリシスには、次のように記載されています。
ブラウザから送信されるuserAgentの値を元にした、OS別の集計です。
使用例
(01)
「訪問者」で「ブラウザ」をクリックします。
(02)
ブラウザの種類と、それぞれの「アクセス数」が表示されます。
「[E2] リピータ」でも書きましたが、「アクセス数」は、ヒット数の数値を使っています。ヒット数では、正確なデータにはなりません。
IE(Internet Explorer)より、Mozilla利用者の方が多い状況は考え難いです。残念ですけれどね。
以下、意味のある数値と仮定してのお話。
記事「アクセス解析とは?」と重複しますが、ブログにCSSを使っている場合は、閲覧者が使っているブラウザの種類とバージョンをチェックしておく必要があります。
Microsoft社のブラウザInternet Explorerによる弊害は、無視できるものではありません。
環境や、いろいろな事情がある人に合わせて、ブログを作成する必要があります。
でもね、もちろん理由があってのことだとは思うのだけれど、CSSハックの手間によって、才能あるクリエータの人たちが、余計な時間を割いていることも知っておいてください。
その時間を使って、もっと面白(おもしろ)いものを作ってくれたかもしれないのだと考えてみてください。
これは、全く参考にならないデータです。試しにブラウザのリロードをしてみれば分かります。
[E5] プロバイダ
訪問者が利用しているプロバイダの種類を集計して表示されます。FC2アナリシスには、次のように記載されています。
国内のプロバイダ別アクセス数です。
使用例
(01)
「訪問者」で「プロバイダ」をクリックします。
(02)
プロバイダと、それぞれの「アクセス数」が表示されます。
「[E2] リピータ」でも書きましたが、「アクセス数」は、ヒット数の数値を使っています。ヒット数では、特に意味のあるデータにはなりません。
それ以前に、来訪者の利用しているプロバイダで、どこが多いか知ることは、何につながるのかしら?分かりません。
これは、全く参考にならないデータです。試しにブラウザのリロードをしてみれば分かります。
[E6] 地域
ホスト名から推察できる地域を集計して表示します。FC2アナリシスには、次のように記載されています。
ホスト名から得られたドメインを元に地域(国)・組織を表示します。日本のccTLD(.jp)を使用しないプロバイダは日本のアクセスとしてカウントされないものがあります。
使用例
(01)
「訪問者」で「地域」をクリックします。
(02)
プロバイダのドメインによって推察される地域と、それぞれの「アクセス数」が表示されます。
「[E2] リピータ」でも書きましたが、「アクセス数」は、ヒット数の数値を使っています。ヒット数では、特に意味のあるデータにはなりません。
以下、意味のある数値と仮定してのお話。
どこの国(地域)の人が、自分のブログを多く見ているか?ですから、その地域ごとの文化に配慮した内容を考えていく場合の指標にするのだと思います。
国内からしかアクセスがないということを、本当はもっとちゃんと考えないといけないのかなと感じました。
これは、全く参考にならないデータです。試しにブラウザのリロードをしてみれば分かります。
[E7] 都道府県
ホスト名から推察できる都道府県を集計して表示します。
使用例
(01)
「訪問者」で「都道府県」をクリックします。
(02)
プロバイダのドメインによって推察される都道府県と、それぞれの「アクセス数」が表示されます。
「[E2] リピータ」でも書きましたが、「アクセス数」は、ヒット数の数値を使っています。ヒット数では、特に意味のあるデータにはなりません。
以下、意味のある数値と仮定してのお話。
特にビジネスブログであれば、来訪者の居住していると推察される都道府県を知ることは、大きな意味をもつ場合があります。
例えば、山形県の不動産情報を紹介しているブログがあるとします。そのブログの「都道府県」データの結果は、1位に山形県がこないとすると、何かずれています。
状況によっては、東京の同業者からのアクセスが多い場合もありえますが、沖縄からのアクセスが異常に多いなどということは考え難いことです。
何か地域を限定する内容のブログであれば、チェックしておく必要があります。
これは、全く参考にならないデータです。試しにブラウザのリロードをしてみれば分かります。
[E8] 言語
訪問者が利用していると推察される言語を集計して表示します。
使用例
(01)
「訪問者」で「言語」をクリックします。
(02)
訪問者が利用していると推察される言語と、それぞれの「アクセス数」が表示されます。
「[E2] リピータ」でも書きましたが、「アクセス数」は、ヒット数の数値を使っています。ヒット数では、特に意味のあるデータにはなりません。
以下、意味のある数値と仮定してのお話。
個人のブログを、マルチリンガルで作成することは、あまり現実味がない感じがします。文章を、言語変換(翻訳)ツールで簡単に各言語に置換してくれない限りは、厳しいです。
語学力だけでなく、時間もありません。さらに、そこまでするほどの内容(コンテンツ)か?という問題もあります。
アクセス解析で「言語」を調べる状況が、イメージできません。
これは、全く参考にならないデータです。試しにブラウザのリロードをしてみれば分かります。
[E9] ディスプレイ
訪問者が使用しているディスプレイの解像度と同時発色数を集計して表示します。FC2アナリシスには、次のように記載されています。
訪問者のディスプレイの解像度を集計したものです。ホームページを制作する上で、ページの横幅、縦幅を決めるために参考になる値です。
ディスプレイの同時発色数(色深度)を訪問者から取得し集計したものです。
使用例
(01)
「訪問者」で「ディスプレイ」をクリックします。
(02)
訪問者が使用しているディスプレイの解像度と同時発色数、それぞれの「アクセス数」が表示されます。
「[E2] リピータ」でも書きましたが、「アクセス数」は、ヒット数の数値を使っています。ヒット数では、特に意味のあるデータにはなりません。
以下、意味のある数値と仮定してのお話。
ディスプレイ(モニタ)のサイズは大きくなる一方ですが、一般的に、ホームページを制作する場合(ブログ含む)は、800×600のディスプレイに合わせて、横幅を800以下にします。
理由は、横にスクロールするのは、ユーザへの負担が大きいからです。いろいろな環境の人に配慮して作成する必要があります。
アクセス解析の結果によっては、段階的に幅を大きく取るようになっていくのでしょうね。
これは、全く参考にならないデータです。試しにブラウザのリロードをしてみれば分かります。
次回予告
次回は、「FC2アナリシス(設定)」について書きます。
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アクセス解析「FC2アナリシス」に関連する記事を、ご紹介します。
1:FC2アクセス解析を使ってみませんか?
2:ご存知かしら?
3:比較してみましょう!
作成日:2007/10/12 更新日:2007/10/12
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