縦書きのアウトラインプロセッサ「VerticalEditor」

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縦書きのアウトラインプロセッサ「VerticalEditor」

縦書きのアウトラインプロセッサ「VerticalEditor」

おすすめの無料ソフトウェア(19)

以前、「OpenOfficeって執筆(縦書き)にも使えるかも」と、その設定方法をご紹介したのですが、とてもひどい目にあいました。

そう、とてもとてもひどい目にあいました。

その後、「何か良い方法はないだろうか」と探しておりまして、ようやく辿り着いたのが今回ご紹介するアウトラインプロセッサ「VerticalEditor」です。

どうやらこのフリーウェアは、小説シナリオ作文などを書きたいと思っている人向けに開発されたらしく、最初っから原稿用紙のフォーマットにて表示されます。素敵ですね。(ぎゅっと抱きよせてジルバを踊りたいほどに)

「公募のために、縦書きで印刷したいんだよね~」という人にもきっと役立つかと思います。良かったらどうぞお試しになってみてください。


「VerticalEditor」とは?

1:「VerticalEditor」とは?

VerticalEditor」は、地矢ただしさんが開発したフリーウェアです。

小説、脚本(シナリオ)、随筆、作文などの文章を、縦書きで書きたい人に最適なアウトラインプロセッサだと思います。

どのような具合のソフトウェアなのかご覧になってみたいかたは、次の画像をクリックしていただくと大きな画像で確認できます。

いかがでしょうか、色の具合も400字詰めの原稿用紙みたいですよね。設定を変更しなくても、はじめからこの形式でご利用になることができます。

2:「アウトラインプロセッサ」とは?

「テキストエディタ」はご存知でしょうか? そうです、簡単な文章を書くことができるソフトウェアです。(TerapadUnEditorなどがあります)

それでは「アウトラインプロセッサ」というのは何なのか? と言うと、そのテキストエディタに、文書構造を管理できる機能が付いたソフトウェアといった感じのものになります。

例えば、文書を作成する場合、第一章、第二章などの「章」と呼ばれる文章のひとかたまりがありますよね。

「アウトラインプロセッサ」と呼ばれるソフトウェアを使えば、そのひとかたまりの順番を容易に変更することができるようになります。

つまり、このシーンBは、シーンAより前にもってくる方が良かったであるとか、それぞれのシーンが探しやすくなるなどの文章の管理というものが楽になるわけです。


VerticalEditorの導入方法

興味がわいてきたでしょうか? 以下、Windows7へVerticalEditorをインストールする場合の手順です。良かったらお試しになってみてください。

1:VerticalEditorをダウンロードする

(01)

Vector」さんへ行き、ダウンロードしましょう。

(02)

ダウンロードしたファイルを、ダブルクリックしてみてください。パソコン内に解凍ソフトが入っていれば、解凍されるはずです。

「VerticalEditor」をダブルクリック

パソコン内に解凍ソフトがない場合は、「Lhaplus」などを先にインストールしてから実行してください。

2:VerticalEditorのインストール

(03)

「VerticalEditor」は解凍するだけでインストールは終了です。デスクトップに置いておくのもなんですから、「C:\Program Files(x86)」あたりに丸っとするっと投げ込んでおくと良いでしょう。

「VerticalEditor」は解凍するだけでインストールは終了

3:VerticalEditorの起動

(04)

「VerticalEditor」フォルダ内にある「VerticalEditor」という実行ファイルをダブルクリックしましょう。(拡張子を表示する設定にしている場合は「VerticalEditor.exe」と表示されます)

「VerticalEditor」フォルダ内にある「VerticalEditor」という実行ファイルをダブルクリック

後々のためにあるいは「VerticalEditor」のショートカットを作成して、デスクトップ上に置いておくのも良いかもしれません。

ショートカットの作成方法が分からない場合は、記事「ショートカットの作り方」をご覧ください。

(05)

「VerticalEditor」が起動すると、次のように表示されるはずです。開発者の地矢ただしさんの説明が記載されていますので、よくご覧になっておくと良いでしょう。

「VerticalEditor」が起動する

念のため書いておくと、右上の白い四角が描かれたボタンをクリックすれば全画面表示になります。

現在(2011/09/25)の最新版は、ver2.4.5.0のようです。残念ながら、最近はあまり更新されていないもよう。


VerticalEditorの使い方

それではちょいとVerticalEditorを使ってみることにしましょう。

1:VerticalEditorはテキストファイル形式です

(01)

おそらくすでに、一般的なテキストエディタで作成した文章(テキストファイル)なんてえものが、あなたのパソコン内に存在するのではないかしら。

テキストエディタで『どんぐりと山猫(宮沢賢治)』ファイルを開いた場合

このようなファイルを、いちいちソフトウェアごとに変換しなければいけないとしたら大変ですが、VerticalEditorはテキストファイル形式(拡張子「.txt」)ですからその心配は不要です。

VerticalEditorでその文書ファイルを開くだけで、次のように原稿用紙のような形で表示されます。

VerticalEditorで『どんぐりと山猫(宮沢賢治)』ファイルを開いた場合

これ、いっけん当たり前のように感じるかもしれませんが、とても大きなメリットです。

例えば、Microsoft WORDなどは、同じソフトウェアであるにも関わらず、バージョンが進むにつれて互換性がなくなってしまい、ファイルが開けなくなるというようなことが発生します。

対して、テキストファイル形式で保存してあれば、仮にVerticalEditorが何らかの理由で使えなくなったとしても、平易に他のテキストエディタで開くことはできるわけです。

2:VerticalEditorでテキストファイルを開いてみましょう

(02)

適当なテキストファイルを右クリックし、メニューから「プログラムから開く」を選択します。

テキストファイルを右クリックし、メニューから「プログラムから開く」を選択

(03)

さらにサブメニューの「VerticalEditor」を選択しましょう。テキストファイルであれば、おかしな問題がないかぎりファイルが開くはずです。

「VerticalEditor」を選択

他に、ショートカットを作成しておいて、テキストファイルを放り込むなどの方法もございます。お好きなようにどうぞ。

3:表示形式の切り替え

(04)

「VerticalEditor」は、400字詰原稿用紙のような形式だけで表示されるわけではありません。簡単に他の表示形式に切り替えることもできます。

上部にある「デフォルト」の右隣りにある黒い下向き三角(プルダウンメニュー)をクリックしてみましょう。

「デフォルト」の右隣りにある黒い下向き三角(プルダウンメニュー)をクリック

(05)

メニューの中から適当なものを選んでみてください。

メニューの中から適当なものを選ぶ(例:深緑 大学ノート)

(06)

次のように、指定した表示形式に変わるはずです。

指定した表示形式に変わる

元に戻したければ、「デフォルト」を選びなおせば良いだけです。

また、オリジナルの表示形式を新たに作成することもできます。プリンターで出力するときの設定を用意しておくと便利です。(後述)

4:ツリーの操作(ノード名の変更)

(07)

左側にあるツリー部分も使ってみましょう。

例えば仮にですが、この現在表示している文章がプロローグだったとします。タイトルの表示をプロローグに変更したい場合は、まず右クリックしてみてください。

ツリーを右クリック

通例、ダブルクリックでもできるようですが、ツールチップ表示が邪魔して(?)できないことがあるようです。

(08)

メニューが表示されます。

「ツリータイトル編集」を選んでください。

「ツリータイトル編集」を選ぶ

(09)

タイトルの文字が編集できるようになるので、お好きなように入力し、[Enter]キーを打鍵しましょう。

タイトル入力

ちなみに、このツリー内に作成する個々の文章は、「ノード」という呼び方がされます。覚えておくと、操作するときに分かり良いかもしれません。

5:ツリーの操作(ノードの追加)

(10)

「ノード」を追加してみましょう。

「下に追加」ボタンをクリックしてみてください。

「下に追加」ボタンをクリック

(11)

下に「ノード」が追加されます。

下に「ノード」が追加される

上に追加したかったのなら、「上に追加」ボタンをクリックすれば良かったわけです。

(12)

タイトルをお好きなように入力し、[Enter]キーを打鍵しましょう。

タイトルを好きなように入力し、[Enter]キーを打鍵

6:ツリーの操作(ノードに子を追加)

(13)

「ノード」の下に、「子」を追加してみましょう。

前工程で作成したノードが選択されている状態で、「ノードに子を追加」ボタンをクリックしてみてください。

「ノードに子を追加」ボタンをクリック

(14)

「子」が追加されます。

「子」が追加される

(15)

タイトルをお好きなように入力し、[Enter]キーを打鍵しましょう。

タイトルを好きなように入力し、[Enter]キーを打鍵

(16)

こんな感じでホイホイとノードを作成していくと、文章を管理しやすくなります。一度作成して、それをテンプレートとして保存しておくと便利です。

文章を管理しやすくなる

個々のノードは、ドラッグ&ドロップで自由に移動させることができます。削除は右クリックしてメニューからできます。

7:原稿用紙に換算する

(17)

原稿用紙に換算してどの程度の文字数になるかを簡単に調べることができます。

「原稿用紙に換算する」ボタンをクリックしてみましょう。

「原稿用紙に換算する」ボタンをクリック

(18)

次のように、選択したノードの文字数や枚数が表示されます。

選択したノードの文字数や枚数が表示される

すべてのノードの文字数や枚数を確認したい場合は、[編集]-[操作]-[すべてのノードを、原稿用紙に換算する]でできます。


VerticalEditorの環境設定(印刷用の設定を作成する)

(01)

公募用に印刷する場合は、原稿用紙の枠が邪魔になります。規約に罫線を印刷しないよう注意書きしてある場合もありますから、罫線なしの設定も作成しておきましょう。

上部メニュー「設定」をクリックし、「環境設定」を選択してください。

「設定」をクリックし「環境設定」を選択

(02)

「環境設定」画面が表示されます。

「エディタ」タブを、クリックしてください。

「エディタ」タブをクリック

(03)

[新規作成]ボタンをクリックしましょう。

[新規作成]ボタンをクリック

(04)

「エディタ設定ファイル新規作成」画面が表示されます。

重複しない(既存ではない)分かりやすいファイル名を入力し、[OK]ボタンをクリックしてください。(例:公募印刷用)

ファイル名を入力し、[OK]ボタンをクリック

(05)

「原稿用紙を描画する」が有効になっているので、ここを無効にします。

「有効」の辺りをクリックし、「無効」を選択しましょう。(「有効」→「無効」に切り替わります)

「原稿用紙を描画する」の「有効」の辺りをクリックし「無効」を選択

(06)

次は余白設定です。原稿用紙を有効にしていた場合、どうしても文字間が広くなっており、間延びして読みにくい印象を与えてしまいます。

私の場合は、次のように設定してあります。お好きなように設定してみてください。

  • 横マージン「2」
  • 上マージン「2」
  • 字間マージン「1」
  • 原稿用紙マージン「1」
  • 行間マージン「11」
余白設定:横マージン「2」、上マージン「2」、字間マージン「1」、原稿用紙マージン「1」、行間マージン「11」

(07)

作成した設定を保存します。[名前をつけて保存]ボタンを、クリックしましょう。

[名前をつけて保存]ボタンをクリック

(08)

[保存]ボタンを、クリックしましょう。

[保存]ボタンをクリック

(09)

新規作成で表示された画面を閉じます。[閉じる]ボタンを、クリックしましょう。

[閉じる]ボタンをクリック

(10)

作成した設定ファイルがリスト内に表示されるはずです。確認しておきましょう。

作成した設定ファイルがリスト内に表示される

ちなみに、後になって「あーここはこうしたっかった!」というようなことが起きた場合には、[設定変更]ボタンをクリックすれば編集できます。

後で[設定変更]ボタンをクリックすれば編集できる

(11)

最後に、[閉じる]ボタンをクリックして作業終了です。

[閉じる]ボタンをクリックして作業終了

試しに印刷してみて、その結果をもとによきように変更してください。「こうしたほうがいいよ」という設定があれば、教えていただけると助かります。

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次回予告

お疲れさまでした。次回は、ちょいとした周辺装置をご紹介します。


関連記事

おすすめの無料ソフト(フリーウェア)に関連する記事を、ご紹介します。

作成日:2011/10/19 更新日:2011/10/19

コメントありがとうございます。

お手数ですが、コメント前に留意事項をご覧くださいませ。

また、現在ご質問にお答えする余裕がない状態にあります。よろしくお願いいたします。

素晴らしい

「VerticalEditor」知りませんでした!

これは便利ですね~。とくにイイと思ったのが、印刷設定の細かさです。ちょっと感動(^o^)丿

以前NanaTreeとか使ってましたけど、結局合わなくて普通のテキストエディタ使ってます。

私の場合はPC、iPad、iPhoneで書き書きしてますが、デバイスごとに別のエディタ使っていたりするので、ある程度たまったらVerticalEditorにまとめる、という使い方が出来そうです!

まあ、VerticalEditorに落とし込むまで、作業が進んでいないのが現状なんですが(ーー;)ヤレヤレ

いい感じ

fuminchuさん、こんばんは!( ・∀・)ノ
コメントありがとうございます。

いい感じですよねー。ヾ(*´∀`*)ノ

使ったことないですけれど、
「しおり機能」なんてのもあるみたいですよ。

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