CPU、メモリ、ハードディスクとは?その違いは?

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CPU、メモリ、ハードディスクとは?その違いは?

パソコンのメモリ容量を確認する方法

CPU、メモリ、ハードディスクの役割を理解しておこう!

パソコンを買う場合や、使っていく上で、次の3つの用語は、わりと耳にすることが多いのではないでしょうか。

  • CPU(しーぴーゆー)
  • メモリ
  • ハードディスク

しかし、それぞれが何をやっているのだか、よく分からない人もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、この3つ(CPUメモリハードディスク)が、パソコン内でどのような役割を担(にな)っているのか?簡単にお話していこうと思います。

ご覧いただくと、パソコンの仕組みが、少しイメージしやすくなるかもしれません。


「パソコン」という町工場で働く人たち

1:CPUさん、メモリさん、ハードディスクさん

昔々、ある街に、「パソコン」という町工場がありました。

町工場「パソコン」

この町工場では、主に次の 3名が働いています。少し古びてきてはいるようですが、まだまだがんばっているようですよ。

CPUさん、メモリさん、ハードディスクさん

それでは、ひとりひとり、どのような仕事をしているのか?その役割を見ていくことにしましょう。

2:CPUとは?

CPU(しーぴーゆー)さんは、主に次のような役割を担っています。

  • 社長さんからの要請を踏まえて、各員(各装置)へ指示を出します。いわば、司令塔です。
  • とても計算が得意で、加工も行う職人さんです。

※:ちなみに、社長さんというのは、あなた(パソコンを操作する人)のことです。

CPUとは?

CPUさんの頭が良い(処理能力が高い)ほど、町工場(パソコン)は、生産性が高くなる傾向があります。

CPUは、Central Processing Unitの略称です。日本語では、中央処理装置、中央演算処理装置などと呼ばれます。

3:メモリとは?

メモリさんは、主に次のような役割を担っています。

  • CPUさんから指示のあった「道具(プログラム)」や「部品(データ)」を、ハードディスクさんから受け取り、使えるようにしておきます。
  • CPUさんの指示に従って、作業を行います。
メモリとは?

メモリさんの作業する場所が広いと、より多くの「道具(プログラム)」や「部品(データ)」を、すぐに使える状態にしておくことができます。

メモリの容量は大きい方が良い

倉庫(ハードディスク)とのやり取りが少なければ、作業はスムーズに進みます。

ですから、パソコンを買う場合は、できるだけメモリ容量が大きいモノの方が良いわけです。

メモリというと、一般的にはメインメモリ(主記憶装置)のことを指していいます。

4:ハードディスクとは?

ハードディスクさんは、主に次のような役割を担っています。

  • 要請のあった「道具(プログラム)」や「部品(データ)」を探し出します。
  • 保存の指示があったものは、ちゃんと保管しておきます。
ハードディスクとは?

ハードディスクさんが保管するための場所(倉庫)も、できるだけ広いと、より多くの「道具(プログラム)」や「部品(データ)」を保存しておくことができます。

ハードディスクも容量が大きい方が良い

ハードディスクというと、一般的にはハードディスク装置のことを言います。HDD(Hard Disk Drive)と略して書くこともあります。


CPU、メモリ、ハードディスクの役割

ある日、社長さん(あなた)から町工場(パソコン)へ、商品製作の通達があったようです。

CPUさん、メモリさん、ハードディスクさんは、どのような作業を行うのか見てみましょう。

CPUさん

「社長から、製作の通達が入ったぞ」

「ハードディスクさん&メモリさん!至急、道具(プログラム)の準備をよろしくお願いします」

ハードディスクさん

「了解しました!えーと、道具(プログラム)はどこにあったかな・・・あ、あった、あった」

「それじゃあ、えーと、メモリさんへ送っておこう」

メモリさん

「おう、ご苦労さま。道具(プログラム)は指示通りここに置いてと・・・よし、作業する場所も確保できたぞ」

「これで、いつでもはじめられるぜ!」

CPUさん

「社長から部品(データ)も届いたみたいだな。あぁ、メモリさんのところへ送っておいていいよ」

「さて、この道具(プログラム)で部品(データ)を加工すると、こんな感じかな」

「メモリさん!メモリさん!加工すると、こんな風になるので、とりあえず組み立てておいてください」

メモリさん

「おっしゃあ、任せろぃ」

「指示通りに組み立てておくぜ!どんどん持ってきやがれってんだい!べらぼうめぇ、ちきしょうめぃ!」

ハードディスクさん

「あ~・・・暇だな~」

「うんこでもしてこようかな~」

CPUさん

「社長から、完成(保存)の通達もきたぞ。なんだ、もうこれで完成なのか」

「メモリさん&ハードディスクさん!データを倉庫に保管しておいてください。よろしくお願いします」

メモリさん

「もう終わりかよ、せっかくのってきたのに」

「まぁいいか。ハードディスクさんへ、完成品(データ)を送るぜ!」

ハードディスクさん

「完成品(データ)が届いた~」

「指示された場所は、え~と、どこだったかな?・・・あ、ここだ、ここだ。よし、保管完了っとぉ」

CPUさん

「ちゃんと保管できたみたいだな。よしよし、順調だ」

「ん?社長から終業(パソコンの電源OFF)の連絡だ。今日はずいぶん早いな」

メモリさん

「お、もう終業でいいのか」

「それじゃあ、仕事(データ)のことなんて忘れて、んもう、パーッと呑みに行くかー!」

ハードディスクさん

「終業だぁ、帰ろうっと」

「でも、ぼくは、ずっと仕事(データ)のことを考えてなきゃいけないんだぁ。だって、きっと明日も必要になるもの」

厳密に言ってしまうと、必ずしも正確な表現ではない箇所もあるかもしれませんが、おおよそこのような役割を担っています。


メモリとハードディスクの違い

メモリとハードディスクは、大きなくくりで言うと、どちらも記憶装置です。主にどのような特長があるのか、それぞれ整理して覚えておきましょう。

メモリさん
  • メモリさんは、ハードディスクさんに比べると、作業がテキパキしていて速い。
  • 雇う(買う)場合は、メモリさんの方(容量あたりの金額)が高い。
  • たいていのメモリさんは、仕事が終わる(パソコンの電源を落とす)と、仕事のこと(データ)は忘れる。
ハードディスクさん
  • ハードディスクさんは、倉庫内で物理的な移動をともなうため、メモリさんよりは作業が遅い。
  • 雇う(買う)場合は、ハードディスクさんの方(容量あたりの金額)が安い。
  • ハードディスクさんは、仕事が終わっても(パソコンの電源を落としても)、仕事(データ)のことを忘れない。

仮想メモリとは?

最後に、仮想メモリの話もしておきたいと思います。

通常であれば、メモリさんは、「道具(プログラム)」や「部品(データ)」を使ってうまいこと仕事してくれます。

通常時のメモリさん

しかし例えば、次のようなことが起こると、メモリさんの作業領域が不足してしまうのです。

  • 「道具(プログラム)」や「部品(データ)」を、大量に使う。
  • とても多くの作業領域を必要とする「道具(プログラム)」や「部品(データ)」を使う。
作業領域が不足してしまったメモリさん

・・・とは言え、作業領域が不足するたびに、町工場(パソコン)がいちいちストップしていては仕事になりませんよね。

そこで、そのようなことにならないように、「仮想メモリ」という場所を、ハードディスク内に作ることができます。いわゆる臨時の作業場所ですね。

仮想メモリをハードディスク内に作る

「これで、すべて解決!」と思うかもしれませんが、ひとつ残念なお知らせがあります。

仮想メモリは、どこに作ったでしょうか?

そうです、ハードディスク内ですよね。つまり、仮想メモリとは言っても、実際に作業してくれるのは、ハードディスクさんです。

そして覚えていらっしゃるでしょうか。ハードディスクさんの特長に「メモリさんよりは作業が遅い」という項目があったことを。

頻繁に仮想メモリを使うとパソコンの動作は重くなる

少しくらいなら、問題ないかもしれませんが、メモリさんが、頻繁(ひんぱん)に「仮想メモリ」を必要とするようになってくると、パソコンの動作が重くなってきます。

ハードディスクさんに、たびたびメモリさんの仕事を手伝わせるのは、さすがに酷(こく)ですので、メモリの利用状況をチェックし、必要であればメモリの増設を検討した方が、良いと思います。

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次回予告

次回は、メモリの利用状況を確認する方法をご紹介しようと思います。


関連記事

ブログ、IT、インターネットに関する用語などをご紹介しています。

作成日:2010/04/03 更新日:2010/04/03

コメントありがとうございます。

お手数ですが、コメント前に留意事項をご覧くださいませ。

また、現在ご質問にお答えする余裕がない状態にあります。よろしくお願いいたします。

うちのハードディスクさん

KumaCrowさん、こんにちは。
今週は列島を強風が吹き抜けた一週間でした。
車のドアに風が吹きつけて開けられないなんて体験をしました。
そちらはもうすっかり雪も溶けて春でしょうか?



うちのハードディスクさんは始業時間のベルが鳴っても
ややしばらく席につかないのです。
トイレなのかロッカーにでもいるのか。
いつも仕事始めるのは始業ベルの3分ほどあとです。
買ったばかりの時はちゃっちゃと動いていた気がするんですが、
勤務年数が長くなるに連れて始動までの時間が長くかかるようになりました。


仮想メモリってたまに目にする言葉ですが、
なるほど!図解入りの説明で納得しました。
・・・けれど質問が・・・

メモリさんの作業場が足りない!となったときに
CPUさんかメモリさんが勝手に仮想メモリを設けてくれるんですか?
それともやはり社長が「足りないんなら仮想メモリでやりなさい」と言わないとダメなんでしょうか?


「仮想メモリ」で検索すると見たこと無いような拡張子の書かれたページが出てきました。
ここでど素人は理解しようとする気力が90%以上削減されます。
教えて君でごめんなさい。

OS(社則)

Missdiamondさん、こんにちは!( ・∀・)ノへろーさたでぃ
コメントありがとうございます。

こちらも、お天気は不安定でした。
急に曇ったり、急に寒くなったり。

桜が咲くと、いっきに春らしくなりますが、
もう少し後になりそうです。例年通りかなー。


あーうちのハードディスクさんも、まー遅いですねー。
でも、それは OS(社則)の問題もあるかもしれません。

ゆるゆるな OS(社則)を使っていると、
彼らも「2、3分遅れてもえぇやん」と思っちゃうのかも。

Windows式で書かれていると、
なぁなぁになっていきやすいですね。(´Д`;)んもぅ


ちなみに、仮想メモリについては、
以下のことをすれば、指定値が確認できます。(WindowsXPの場合です)

 1:画面左下「スタート」から、「コントロール パネル」を開きます。
 2:「システム」をダブルクリックします。
 3:「システムのプロパティ」が開きます。
 4:「詳細設定」タブをクリックします。
 5:「パフォーマンス」という枠の[設定]ボタンをクリックします。
 6:「パフォーマンス オプション」が表示されます。
 7:「詳細設定」タブをクリックします。
 8:「仮想メモリ」という枠の[変更]ボタンをクリックします。
 9:「仮想メモリ」が表示されます。
10:見終わったら、キャンセルで閉じてください。


今回のお話にのっけると・・・、

予め、社則(OS)によって、
臨時の作業場所(仮想メモリ)を作るタイミングは決まっています。

現場監督のCPUさんが、メモリさんの作業状況を見つつ、
社則(OS)で決まっている指定値も見つつ、判断することになるかと思います。

「指定値を、越えた!」となったら、
CPUさんの指示のもと、臨時の作業場所が準備される形ですね。


また、基本的に、うまく作業が回るように、
社則(OS)にて、仮想メモリの指定値は決まっていますが、

社長(人間)は、
予め好きなように変更しておくことができます。

こじつけなので、話がかみ合っているか分かりませんけど。
いかがでしょう。(´Д`;)

なにもわかってない社長

おおお!仮想メモリとやらの数値が入ってました!!


いきなりすみません。興奮しました。
教えていただいた通りにシステムのプロパティを見てみました。
数値が入ってました。
この数値でCPUさんがあんじょうよろしくやってくれるんですね。
仮想メモリの数値もこちらの考えで上げることができるんですね・・・。
ありがとうございます。
とりあえずうちは大番頭(CPU)に任せることにします。


うちの社は、社長がなにもわかってないのに
社員はよくやってくれていると感謝しないといけないパターンかもしれません。

あんじょうよろしゅう

Missdiamondさん、こんにちは!( ・∀・)ノへろーさんで
コメントありがとうございます。

そうですね。(´Д`;)
CPUさんがあんじょうよろしくやってくれるんだと思います。

よほどメモリが不足しないかぎりは、
大番頭さんに任せっぱなしで大丈夫だと思います。(´▽`)♪

その辺のことも含め、次回もメモリのお話を書く予定なので、
良かったら、ご覧くださいませー。


社長さんは、社長さんで、
社員にはできないすんごいことをしているように思われます。

パソコンは代えがきくけど
社長さんの代わりはいませんよ。ヾ(*´∀`*)ノよーん

おはようございます

いつも面白く、さらにわかり易い解説ですね。コメントの流れでもなんとなく次回が詠めました?けど、メモリーさんのサポート役は、WindowsもLinuxも共通のように思えます。Windowsの際はあまり意識しませんでしたが(汗。
HDDさんに「仮想メモリ」が定義され、Linuxであれば、スワップエリアという形式かもしれません。

 これはLinuxでもかなり論議がある話ですが、スワップ区画はWindowsと違い、自分で区画を作る (more better)、もしくはスワップファイルを作る という動作が必須です。俗に言われるメモリーのお守り・・、Windowsは最初から実装されていますから、タスクマネージャーを見ればすぐに数値がわかりますが、Linuxは自分で定義です。一応 実メモリー×2 くらいが妥当のようです。(Linuxよりの話ですみません。Winと両刀使いです)

 あと、とても興味があるのが、グラフィックボードをどう比喩されるのかな?です。現行のグラフィックボードであれば、GPU搭載、すなわち描画用 CPUも搭載しているので、わたしの中では サブチャネル と位置づけしていますが、いかがでしょう?。発熱もCPUより激しいものもありますしね。

と、今回は長いコメントですみません。

グラ坊

mako999さん、こんにちは!( ・∀・)ノへろー
コメントありがとうございます。

さすが、お詳しいですね。
次回の流れまでよまれちゃいましたかー。(´Д`;)あいやー

私はLinuxとか触ってみたのは、
ずいぶん昔のことなので、ほぼ覚えていませんが、

たしかにスワップエリアとか切っていたような気がします。
UNIX(Solaris)とか、とくにそう。いちいち計算していたような覚えが。


グラフィックボードっすかぁ。(;´Д`)
何でしょうねー。

へー描画用のCPUとかついているんですね、今どきは。
そうなると、たしかにサブチャネル(別棟)になりそう。

部署としては、工業デザイン部門?みたいな。
そんな感じですかね~。

でも「描画効率を上げる」という主旨が伝わり難いかな。

町工場っぽく考えると、
塗装・溶接部門って感じかなー。

溶接すれば、モノ作りの効率が上がったりするし、
発熱もするし・・・。(´Д`;)ダメかしらん

で、みんなからは「グラ坊」なんて言われて、
かわいがられています。

グラ坊は、ゲームが得意な男の子です。ヾ(*´∀`*)ノ

パソコン用語について

解り易くとても参考になりました

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