「みんなに評価されたい!」は、誰からも評価されない

ブログが作りたい!自分を育てる > 「みんなに評価されたい!」は、誰からも評価されない

「みんなに評価されたい!」は、誰からも評価されない

「みんなに評価されたい!」は、誰からも評価されない

セグメンテーションってものが、必要なのです

先日、記事『ダウンタウン松本人志さんの「お笑いの点数」という話』にて、「成功の公式 X+Y+Z」というお話をさせていただきました。

ひとつの記事としてまとめるために、ダイジェスト的な書き方になってしまったので、今回はもう少し丁寧に補点して書いておこうと思います。

今回お話したいのは、いわゆるマーケティング用語における「セグメンテーション」です。これは、成功の確率を高めるための重要な考え方です。

応用のきく考え方でもあるので、生活していく上でも役立つお話になるかと思います。しばし、お付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。


『笑っていいとも!』が長く続いている理由

1:ギネス認定の長寿番組『笑っていいとも!』

突然ですが、『笑っていいとも!』というテレビ番組を、ご覧になったことがあるでしょうか?

1982年から、約27年間くらい続いている長寿番組ですので、たいていの人が一度くらいは観たことがあるものと思います。(現在:2009/11/11)

この『笑っていいとも!』は、今でもお昼の番組の定番であり、総合司会をつとめるタモリさんは、「お昼の顔」とさえ呼ばれる有名人です。

しかし、なぜ、『笑っていいとも!』は、これだけ長く続けることができているのでしょうか?何の価値も提供できていない番組なら、ここまで長く続いているはずがありませんよね。

それは、おそらく、タモリさんの一貫した考え方が、番組にしっかり浸透しているからだと思うのです。

ちなみに、『笑っていいとも!』の正式名称は、『森田一義アワー 笑っていいとも!』です。

2:タモリさんの考え

タモリさんは、他の演者に対して、「そんなに、声を張らなくていいから」と軽くたしなめることがあります。(これは、番組中であってもです)

たとえば、鶴瓶(つるべ)さんが、過剰に騒ぎはじめると、「うっさいなぁ、もう~・・・この男は、ぴゃーぴゃー、ぴゃーぴゃー」などとブレーキをかけることがあります。

『笑っていいとも!』は、とても良い意味で「ゆるい」番組なのです。それが、タモリさんの方針であり、長く続いている要因のひとつと言えます。

この番組は、決して熱くはない、ちょっとぬる目の心地良いお風呂のようであり、且(か)つ、「外に出ちゃったら、少し寒いかも?」と感じさせる絶妙なさじ加減で作られています。

3:だって、ゆるくていいんだもの

そもそも、平日のお昼(12:00)の時間帯に放送している番組ですから、濃ゆい「お笑い」は必要とされていないし、そんな濃度の高い番組を毎日観ていたら、たいていの人は嫌になります。

例えば、あなたが、とても焼肉を好きだとしても、毎日々々食べられるものではないはずです。(それも、お昼に)

タモリさんは、どのような人が観てくれそうか?どのようなモノを提供すれば良いのか?できるのか?が、はっきり見えているのです。

人によっては、「ぬるい番組だ!」とか、「くだらない!」と感じる人もいらっしゃるかもしれませんが、タモリさんは、そういう人たちは、ターゲットユーザから、潔くバッサリ除外して考えているわけです。

なかなか、それって出来そうで、出来ないものですよね。タモリさんは、すごい人なのです。

求めている人に、求められているものを、きっちり届けている。これ、マーケティングの本質です。


「みんなに評価されたい!」は、誰からも評価されない

『笑っていいとも!』のお話をふまえて、もう少し展開させます。

1:もしも自動車メーカーの社長だったら?

たとえば、あなたは「自動車メーカーを経営する社長さん」です。(社長さんであると仮定してイメージしてみてください)

そして、世の中には、「自動車(マイカー)が、ほしい!」と思っている人たちが、そこそこいるようです。ありがたいことですね。

「自動車(マイカー)が、ほしい!」

さて、あなたは、どのような車を作りますか?読み進める前に、良かったら、少し考えてみてください。

2:「みんなに評価されたい!」は、誰からも評価されない

いかがですか?

「よし!誰もがみんな欲しがるような、スゴイ車を作っちゃうぞ!こりゃ儲かりまっせ!ウハウハですや~ん」などと考えてしまった人は、いらっしゃらないでしょうね?大丈夫ですか?

そんな風に考えてしまった人は、『笑っていいとも!』が、なぜ今でも人気を維持しつつ続けているのかを、もう一度思い出してみてください。

「みんなに評価されたい!」と思って行動してしまうと、たいていの場合、結局、誰からも評価されないものなのです。

だって、それは中途半端だもの。

誰もが望むものを作ろうとすると、誰も望まないものが出来上がってしまうのです。(「帯に短し、たすきに長し」というやつです)

ですから、特定のユーザに絞り込んで、求められる商品を、きっちり届けることを考えなければいけないわけです。

3:ユーザが求めているモノは、見えているだろうか?

世の中には、さまざまなニーズ(求められている車)があります。人それぞれ、さまざまなタイプ・用途・値段の車が求められています。

  • 女性に持てたいがための高級車
  • エコ思考なハイブリッドカー
  • 家族全員が乗れるワンボックスカー
  • かっこいいスピード重視のスポーツカー
  • デザインのかわいい女性向けの車

などなど。

「自動車(マイカー)が、ほしい!」とだけ聞いて早合点して、自分の考えだけで何の特色もない車を作ってしまうようなおっちょこちょいなことをしてはいけません。

もっと、ユーザに耳を傾ける必要があるのです。

ニーズは多様

例えば、スピードにしか興味のない男性に、かわいらしいデザインについて力説したところで、それは徒労に終わります。

ひとに価値観を押し付けることは、それは余計なお世話でしかありません。何に重きをおくかは、人それぞれです。

4:セグメンテーションは基本中の基本

このようにユーザの考えを調査し、ユーザのニーズごとに分類しておくことを、「セグメンテーション」と呼びます。

セグメンテーション

ひとつの商品で、同時に満足させることができないニーズは、ユーザを明確に分類しておく必要があるのです。

それぞれのニーズに特化した車を作ることで、はじめて商品は売れます。中途半端なものは、売れません。

今の世の中はとくに、「ニーズが多様化している」と言われていますから、うまく「セグメンテーション(区分け)」してあげる必要があります。

5:そして、ターゲットユーザを明確にする

そして、「セグメンテーション」を行ったら、次は、自社で出来ることが何なのか?よく考えて、ターゲットユーザを明確にします。

良い商品、売れる商品というものは、ターゲットにブレがありません。あの娘のハートを、がっちりキャッチしちゃっています。

ターゲットが定まったら、一点集中です。「他の娘もいいかも?」なんて浮気なことを考えてはいけません。全勢力を傾けましょう。

ターゲットユーザ

ひとつの事にこだわって、そして、やり続ければ、きっと道は開けるはずです!


ブログの作成にも応用できます

1:ブログでも同じことが言えます

この「セグメンテーション」と「ターゲットユーザ」のお話は、ブログを作る上でも同じことが言えます。

どのような人たちに、どのようなコンテンツを提供するのか?見に来てくれる人たちは、あなたのブログに何を求めているのか?

あなたのブログとユーザを結ぶジャンル(テーマ)が明確で、「セグメンテーション」と「ターゲットユーザ」がうまく設定できているほど、結果につながりやすくなります。

あなたのブログが、『笑っていいとも!』のように、一貫した方針をつらぬいていれば、怪しい高額な情報商材や、アクセスアップ術などは不要です。アクセス数は、自然に増えていきます。

2:もうひとつのターゲットにチャレンジしたい場合は?

また、ブログを作っていると、どうしても別なセグメンテーションのものについても、書きたくなることがあるはずです。

そのような場合にも、タモリさんが参考になります。

タモリさんは、深夜帯に『タモリ倶楽部』というマニア向けの番組もやっています。ターゲットが違うのなら、違う番組をもてば良いわけです。

ブログであれば、別のブログを作ってしまえば、良いのです。(つい面倒くさがってしまうので、気をつけたいところです)


就職について考えるときも役立ちます

1:セルフ・プロデュースしましょう

就職や、再就職のために勉強しておく場合も、この考え方は役立つはずです。

就職について考えるときは、自分自身が商品であり、あなたは、あなたをセルフ・プロデュースしなければいけません。

世の中は、どこへ向かって進んでいるのか?企業側は、どのような人材を求めているのか?あなたは、何が得意で、何を提供できるのか?を考えてみましょう。

「条件が良ければ、どのような職種でもいいや~」なんてのは、あなたにとっても、企業側にとっても、社会にとっても不幸なことです。

2:まず、ひとつのことに集中しましょう

ターゲットが定まったら、一点集中して、全勢力を傾けましょう。

「いろいろなことができます!」というより、「このことには、絶対に自信があります!」という方が、人の心に響きます。

また、ひとつことをやり切ることで、成功のノウハウをつかむことができます。(やり切らないと、得られません)

そして、ひとつ成功すれば、次にいきます。他のことにもそのノウハウがいかせるので、さらに成功しやすくなっていくのです。

いろいろなことに手を出してしまうと、面接で「結局、あなたは、何がしたいの?」と問われたときに、答えに困ってしまうかもしれません。気をつけて!

前の記事へ
次の記事へ

次回予告

次回は、Webデータ管理サービス「Evernote」をご紹介いたします。情報整理に四苦八苦している人は、良かったらご一緒にどうぞ。


関連記事

スキルアップしたい人のための記事をご紹介します。

作成日:2009/11/14 更新日:2009/11/17

コメントありがとうございます。

お手数ですが、コメント前に留意事項をご覧くださいませ。

また、現在ご質問にお答えする余裕がない状態にあります。よろしくお願いいたします。

No title

そうなんですよね~、一つのことにフォーカスして
ブログとか書いていったほうがいいですよね~(-_-;)
結局、ユーザーが求めるものを提供するから利益になる
のであって、こちらから無理に提供しても、見向きも
されませんから・・・
笑っていいともは、そういう意味でいいロールモデルかも
しれませんね(^o^)丿
私も色々研究してみようかな?

ユーザ循環

fuminchuさん、こんにちは!(・∀・)/へろー
いつもコメントありがとうございます。


fuminchuさんのブログは、
十分テーマが一貫しているんじゃないかしら。

大きいジャンル枠の「IT」としてもブレがないし、
いわゆる SEの成長記録ってことですよね。

ゆえに提供しているベネフィットも、
SEが知っておくと便利なこと、もの、あるいは、効率化とか。

考え方や、ツールとか、日常のちょっとしたことなど、
バランスよく情報がつまっていると思います。(`・ω・´)


少しもったいないなぁと感じるのは、

せっかくの過去の記事に、
つながり難い状況にあるんじゃないかなと。

私だったらですが、右サイドの「最新の記事」で表示する件数を、
5件くらいにしちゃいます。

それで以前、fuminchuさんもおっしゃっていた、
「おすすめの記事」を、新たに 5件くらい並べるだとか、

「読書力・速読術のコツ」、「文章力がアップする方法」
などの見出しで、また5件ずつ並べるだとかをします。

今後、企画しておられる英語にしてもそうです。

「私が英語力を上げるためにやっていること」とか、
サイドにピックアップしていくと、

もっとブログ内を、ユーザさんが循環しやすくなるのでは
ないかなぁと思います。


以前、何かCMでもありましたよね。
ベビーカーだったかな。

あまり商品を並べすぎると、
お客さんは通り過ぎてしまうという。

選択肢を小分けにしてあげると、
次のページへつながるように思います。

キャッチーな見出しやコメントがあれば、
さらに惹きつけることができそうです。

No title

いやいや、まさにご明察でございますm(__)m
実はKumaCrowさんにご指摘していただいた事を
計画しておりまして、そのうちやろうと思いつつ、もう
1年以上経過しています(悲)

そのうちって言ってたら、一生そのうちになりそうなので
時間を見つけ取りかかりたいです(>_<)

サイト上の「導線」って大切ですよね~
ついつい検索エンジンに頼りがちです(-_-;)

そのうち

fuminchuさん、こんばんは!(・∀・)/ぐいぶに
コメントありがとうございます。

お、お忙しいですねぇ。
い、一年ですか。(´Д`;)あいーん

No title

kumaCrowさん、こんにちは。

私のブログ、一貫した方針をつらぬいていません(*_*)
思いつきで、気まぐれで、膵臓かと思えば鬱だったり日記だったり。 まあ、大きくみれば日記と言うことで、このままでいいのでしょうか?
アドバイスがあればお願いします<m(__)m>

勇気

おしゃれrinkoさん、こんばんは!(・∀・)/
いつもコメントありがとうございます。


rinkoさんのブログは、一貫していると思います。(`・ω・´)

セグメンテーションは、
必らずしもジャンルで区切られるわけではありません。

rinkoさんのブログの場合は、
「膵炎の治療生活」というところで、

しっかり、書けているのではないかしら。

「テニスが楽しい!」などのお話も、
同じような状況にある人にとっては、

とても勇気がもらえるものと思います。
「私も頑張ろうっ!」て、そう思えるはずです。


それに、うまくいっているではありませんか。
記事を書けば、バッと10件くらいのコメントが付くもの。

やさしいコメントを付けてくれる人ばかりだし、
ありがたいですよね。

それだけ、ちゃんと、
みなさんに気持ちが届いているということだと思います。


これからも、あまり無理せず、
続けていけると良いですね。(*´-`)(´-`*)

コメントの投稿

内緒のときは、チェックしてください。

トラックバック

http://kumacrow.blog111.fc2.com/tb.php/603-ffbd55f1
 | トップページ | 

FC2ブログの作り方・作成

GIMP2で画像を編集しよう

イラストが描ける Inkscape

初心者のためのSEO対策

Google Analytics入門

アクセス解析QLOOK

アイデアの作り方

超ビギナー向けHTML入門

超ビギナー向けのCSS入門

FC2ブログのカスタマイズ

初心者向けのCSS小技

Web制作に役立つ本

ブログでお小遣い稼ぎ

これはうまい!

誰にでも才能はあるのです

RSSフィード

プロフィール

KumaCrow(クマクロ)

KumaCrow

FC2ブログによるブログの作り方をご紹介しています。「初心者の人にも分かりやすく!」がモットーです。

Twitter KumaCrow

リンクフリー♪
フォローも、ふりっふり~

伝わる文章を書くコツ

最近の記事

最近のコメント

パソコン入門

アクセスの多かった記事

先月アクセスが多かった記事を、ご紹介します。

【1位】
GIMP2の使い方
【2位】
プリントスクリーンの方法
【3位】
GIMP2 パスの使い方
【4位】
GIMPとは?
【5位】
レイヤーとは?

初心者のデジカメ撮影術

ホームページ制作にJimdo

このブログの評価

自分を見つめなおす

ブログランキング

クリックしちゃいなよ!You、クリックしちゃいなよ!そして、Canして、Doしちゃいなよ!

FC2ブログランキングに参加してみませんか?見に来てくれる人が少しだけ増える・・・かもしれません。

FC2カウンター

ブログ開始(2007年7月)から、ユニークユーザ数が「のべ240万人」に達しました。いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。(2011/01/05、FC2カウンター故障・データ消失により、10万人分くらいマイナスとなりました)

子どもの教育

最近のトラックバック

+++ お友達のブログ・お世話になっているサイトさま +++

ふわふわふわりん
無料ウェブ素材 Tyto-Style
海外のSEO対策・SEOツールをわかりやすく解説するブログ
日南商工会議所による情報化支援ブログ
気になるけど
聞き捨てならん!!
かちびと.net
ありのごとくあつまりて