無料アクセス解析ツールの比較
無料アクセス解析ツールを探す
今回は、有名どころのアクセス解析ツールの使い心地について書きました。次の順序でお話は進みます。
無料アクセス解析ツールいろいろ
アクセス解析ツールを設置するとしても、いろいろあって選ぶのが大変です。無料のアクセス解析ツールだけでも、世の中には、いっぱいあります。
1:有名なアクセス解析ツール
そのいっぱいある中から、有名で、人気のある無料アクセス解析ツールを、3つご紹介します。
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時間に余裕のある人なら、多くの中から自分で探してみるのも良いでしょうけれど、結果的に「使えそうなアクセス解析」はしぼられてきます。
他にも良いアクセス解析ツールが見付かるかもしれませんが、この3つのアクセス解析も候補リストに入れておくことをお薦めします。
「忍者アクセス解析」は、「NINJA TOOLS」さんのアクセス解析ツールです。
2:FC2アクセス解析ツール
また、FC2さんも、無料でアクセス解析ツールを、2つ提供しています。
「FC2アナライザ」が旧バージョンで、「FC2アナリシス」が、新バージョン(2007/03/09〜)になります。
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新バージョン「FC2アナリシス」は、まだテスト運用中とのことです。いわゆるβ(ベータ)版です。
3:その他アクセス解析ツール
まだまだ、評判のアクセス解析ツールがあります。この2つも無料です。
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無料のアクセス解析ツールを5つ使ってみた
当ブログ(「ブログが作りたい!」)で、次の5つの無料アクセス解析ツールを、試験的に使用してみました。
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えぇ、そうです。当ブログ(「ブログが作りたい!」)の表示が重いのは、複数のアクセス解析ツールを入れているからです。
できれば、ひとつに決めたいのですが、それぞれ一長一短があるので悩んでいます。「Infoseekアクセス解析」も試してみたいと思っています。
とりあえず、約半年ほど使ってみたところでは、次の2つを合わせて使うのがおすすめです。
「Google Analytics」は、ある程度長いスパンで調べたいときに向いていて、「Research Artisan」は、リアルタイムでチェックしたいときなどに向いていると思います。
2007/10/02に加筆しました。以前は、「FC2アナリシス」を、おすすめしていましたが、「Research Artisan」の方が使いやすいです。
2007/11/17、「AccessAnalyzer」、「忍者アクセス解析」は、使っていないので外しました。
アクセス解析ツールを選ぶ10コの基準
解析ですから、ただデータを収集するだけでなく、見やすかったり、分析しやすいかたちに整形してくれるところが、それぞれのツールの妙(みょう)と言えそうです。
どのようなアクセス解析ツールが良いものか、考えてみました。無料のツールを前提にしているので、無料か?有料か?という項目は入れていません。
- 必要な情報が揃っている。
- データの保存期間が長い。
- ページ数の制限がない。
- アクセス数の制限がない。
- ユーザビリティが高い。
- リアルタイム
- 設定は簡単か?
- 自分のアクセスを除外できる。
- ブログの表示は重くならない?
- 広告表示義務がない。
1:必要な情報が揃っている。
とりあえず、次の2つの情報は、必須ではないかしら。
- アクセス数(ユニークアクセス数、トータルアクセス数、ページビュー数など)
- 検索エンジンとキーワード
(1)アクセス数
それぞれのアクセス解析ツールを見てみると、アクセス数については次のようになります。
Google Analytics |
○ |
ユニークユーザ数、セッション数、ページビュー数 |
|---|---|---|
Research Artisan |
△ |
ユニークアクセス総数、アクセス総数 |
FC2アナリシス |
△ |
ユニークアクセス、トータルアクセス |
AccessAnalyzer |
△ |
ヒット数、ユニーク数 |
忍者アクセス解析 |
△ |
Visit、Page View |
アクセス解析ツールによって、それぞれアクセス数の呼び方が違うので分かり難いですね。整理すると、おおよそ次のように分けることができると思います。
ただ、アクセス解析ツールによって、考え方や設定が違うでしょうから、厳密に分けられるものではないかもしれません。
|
ユニーク |
トータル |
ページ |
ヒット |
|---|---|---|---|---|
Google |
ユニーク |
セッション数 |
ページ |
(なし) |
Research |
ユニーク |
(なし) |
(なし) |
アクセス |
FC2 |
ユニーク |
(なし) |
(なし) |
トータル |
Access |
ユニーク数 |
(なし) |
(なし) |
ヒット数 |
忍者 |
Visit |
(なし) |
(なし) |
Page |
*:ヒット数は、Webサーバに対する全てのアクセス数です。例えば、存在しないページ(間違ったURL)にアクセスした場合でもカウントします。ページビュー数は、実際に閲覧されたであろうページの数です。
2007/10/04、ヒット数の項目を増やして、上述の表を書き直しました。より正確な表現になったと思うのですが、やはり厳密に分けられるものではないかもしれません。
各アクセス数の言語定義は、Quick-s.netさんのWebalizerでの説明が、最も分かりやすいように思います。このような説明が、各アクセス解析サイトにあれば良いんですけどね。
(2)検索エンジンとキーワード
検索エンジンとキーワードは、すべてのアクセス解析ツールで確認できます。
(3)その他の特徴
Research Artisanには「訪問者別」、FC2アナリシスには「ホストの追跡」という情報項目があります。これは、なかなか良いです。
個々の閲覧者が見たページの順番と、その閲覧時間が確認できます。特筆すべき特徴です。
Research Artisanにおいては、クリックしたキーワードも表示されます。すばらしいです。
2:データの保存期間が長い。
もちろん、アクセス解析のデータが、永年残っているのなら、それに越したことはありません。
「1年前の同時期は、どうだったか?」という比較がしたいので、最低でも2〜3年くらいのデータは、残しておきたいものです。
また、データを、新たな視点で見ることに気が付いたものの、過去のデータがありませんでは、やはり話になりません。
それぞれ、アクセス解析ツールのデータ保存期間は、次のようになっています。
Google Analytics |
○ |
約2年間(*1) |
|---|---|---|
Research Artisan |
△ |
3ヶ月間 |
FC2アナリシス |
× |
4ヶ月間 |
AccessAnalyzer |
△ |
1年間 |
忍者アクセス解析 |
× |
4ヶ月間 |
*1:Google Analyticsは、記述が見当たらなかったので、直接サポートへ問合せて回答を得ました。
単にデータの保存期間が短いという理由だけで、「×」をつけているわけではありません。
そもそも、データの保存場所は、必ずしもサーバ上である必要はなく、自分のパソコンでも構わないわけです。
ローカルに、データを簡単にダウンロードすることができて、自分のパソコンで、Web上と同じように見ることができるような提供の仕方をしてくれれば良いのになと思っています。
3:ページ数の制限がない。
一般的に、検索エンジンから、ホームページ(ブログ含む)が最低限の評価を得るには、200ページ以上必要と言われています。
ですから、アクセス解析ツールのページ数の制限が、200ページ以下では困ります。せめて300ページくらいは、解析対象にして欲しいものです。
それぞれ、アクセス解析ツールのページ数の制限は、次のようになっています。
Google Analytics |
○ |
制限なし(*1) |
|---|---|---|
Research Artisan |
○ |
制限なし |
FC2アナリシス |
× |
120ページ |
AccessAnalyzer |
○ |
制限なし |
忍者アクセス解析 |
× |
100ページ |
*1:Google Analyticsは、記述が見当たらなかったので、直接サポートへ問合せて回答を得ました。
4:アクセス数の制限がない。
アクセス数の多いブログは、アクセス解析サーバへの負荷も高まるので、制限するアクセス解析ツール(サービス)もあります。
それぞれ、アクセス解析ツールのアクセス数の制限は、次のようになっています。
Google Analytics |
○ |
500万PV/月 |
|---|---|---|
Research Artisan |
○ |
30万PV/月(無料版) |
FC2アナリシス |
○ |
制限なし。 |
AccessAnalyzer |
○ |
10万アクセス/月 |
忍者アクセス解析 |
○ |
制限なし。 |
月間10万アクセスを越えるブログは、そうそうないそうです。
どのアクセス解析ツールを使っても、多くの人にとってはアクセス数の制限が問題になることはなさそうです。
5:ユーザビリティが高い。
必要な情報を表示するまでに、何度もクリックしなければいけないようでは困ります。
それぞれ、アクセス解析ツールのユーザビリティについて、次のように感じました。
Google Analytics |
× |
感覚的に、分かり難い。 |
|---|---|---|
Research Artisan |
△ |
もう少し。 |
FC2アナリシス |
△ |
いたって情報に辿り着きやすい。 |
AccessAnalyzer |
△ |
普通。 |
忍者アクセス解析 |
× |
5つの中で、最も使いにくい。 |
(1)Google Analytics
旧画面(レイアウト)の方が見やすかったように思います。感覚的に、どこに何があるか分かり難いため、必要な情報に辿り着くまで時間がかかってしまいます。
慣れが必要なのかもしれませんが、何でしょう?端的に切り取っていないと申しましょうか、余白の使い方がヘタで息苦しいとか、グラフが無駄に大きいとか、そんな感じがします。
レイアウトの相性の悪さが、次のアクションの妨(さまた)げになっています。情報が多過ぎるのかもしれませんね。
(2)Research Artisan
いたってページの構成は見やすいんですが、ページ間を移動するときのリンク場所の配置が、よろしくない感じがします。
(3)FC2アナリシス
情報のある場所が感覚的に把握しやすいため、すぐに慣れると思います。
ただ、分かりやすいが故(ゆえ)に、もう少しこうなればと感じる箇所はあります。
- 「検索キーワード」のそれぞれの検索後から、FC2さんのソーシャル解析にリンクされていますが、「ホストの追跡」のデータにつなげて、誰が使ったかが分かる方が、うれしいです。
- 外部リンク先は、別ウィンドウで表示して欲しいです。
- 「ホストの追跡」の一覧表は、時系列で表示して欲しいです。
- ついでに書くと、グラフは、あまり役立っていません。
(4)AccessAnalyzer
使い込めば、使いやすいのかもしれません。
ただ、リンクの下線が、情報を見ると(クリックすると)消えてしまうのには、違和感を感じます。
「検索語句」でキーワードをクリックすると、外部ウィンドウで結果が表示されるようにして欲しいです。
(5)忍者アクセス解析
気のせいかもしれませんが、4つのアクセス解析ツールの中では、最も使いにくい印象があります。
おそらく、メニューなどを<frame>にしていて、マウスの移動が多くなるから、私には印象が悪いのだと思います。
また、「検索フレーズ」で、フレーズ(キーワード)をクリックすると、外部ウィンドウで結果が表示されるようにして欲しいです。
「生ログ」のHTTP_REFERERでも表示できますが、なぜかワンクッションあります。
6:リアルタイム
アクセス解析の結果を反映する速度が、速いものと、遅いものがあります。
それぞれ、アクセス解析ツールが結果を反映する速度は、次のようになっています。
Google Analytics |
△ |
3〜24時間後くらい。(*1) |
|---|---|---|
Research Artisan |
○ |
すぐに反映。 |
FC2アナリシス |
○ |
1〜10分後くらい。 |
AccessAnalyzer |
○ |
10分後くらい。 |
忍者アクセス解析 |
○ |
すぐに反映。 |
*1:Google Analyticsは、記述が見当たらなかったので、直接サポートへ問合せて回答を得ました。24時間以上かかることもあるそうです。
データの反映は、速い方が良いと言う人もいらっしゃるとは思いますが、私はあまり重要視していません。
1日後、1週間後に、きっちり統計された見やすいデータをいただく方がうれしいです。
7:設定は簡単か?
4つのアクセス解析ツールすべて、HTMLコードをテンプレートに貼り付けるタイプなので、初期設定の作業はあまり変わりません。
それぞれ、アクセス解析ツールの設定については、次のような印象です。
Google Analytics |
○ |
簡単です。 |
|---|---|---|
Research Artisan |
◎ |
簡単です。 |
FC2アナリシス |
○ |
簡単です。 |
AccessAnalyzer |
○ |
簡単です。 |
忍者アクセス解析 |
× |
ページごとの設定が必要。 |
手順にそって設定すれば、特別に手間ということはないと思います。
唯一、忍者アクセス解析のみ、複数ページ設定が必要みたいです。つまり、ちまちま1ページずつ設定することになります。忍者アクセス解析は、ブログには不向きなようです。
しかし、NINJA TOOLSさんは、新たにアクセス解析を3つ提供しています。その新アクセス解析は、1つのタグで複数のページを計測してくれるものもあります。
NINJA TOOLSさんのアクセス解析については、こちらの記事「NINJA TOOLSの導入手順」が参考になると思います。
特筆すべきは、Research Artisanです。一般的にアクセス解析ツールは、URLで表示されるため分かり難いのですが、Research Artisanは、タイトルを自動的に拾って表示してくれます。
8:自分のアクセスを除外できる。
4つのアクセス解析ツールすべて、自分のアクセスを除外する設定ができます。
それぞれ、アクセス解析ツールの自分のアクセス除外設定については、次のようになっています。
Google Analytics |
○ |
IP(またはCookie)設定。 |
|---|---|---|
Research Artisan |
○ |
Cookie設定。 |
FC2アナリシス |
△ |
固定IP設定。 |
AccessAnalyzer |
○ |
複合(IP、ホスト名、ブラウザ、ユーザID)設定。 |
忍者アクセス解析 |
○ |
Cookie設定。 |
たいていのユーザは、固定IPで接続していないと思うので、IPだけしか設定の方法がないと、厳しいのではないかしら。
5つの中では、Research ArtisanのCookieによる設定が、設定箇所も明瞭で一番簡単です。
9:ブログの表示は重くならない?
アクセス解析データを受信するサーバとのやりとりで、ブログの表示が重くなる場合があります。
それぞれ、アクセス解析ツールの表示の重さについては、次のような印象です。
Google Analytics |
○ |
特になし。 |
|---|---|---|
Research Artisan |
○ |
特になし。 |
FC2アナリシス |
○ |
特になし。 |
AccessAnalyzer |
△ |
表示待ちになる? |
忍者アクセス解析 |
○ |
特になし。 |
計測したわけではないので、何の根拠もありませんが、AccessAnalyzerで表示待ちになっているところを、よく見かけます。いや、気のせいかもしれないですけどね。
10:広告表示義務がない。
無料でアクセス解析ツールを使う場合は、たいてい広告バナーを表示する義務が発生します。
それぞれ、アクセス解析ツールの広告表示については、次のような状況です。
Google Analytics |
○ |
表示義務なし。 |
|---|---|---|
Research Artisan |
○ |
表示義務なし。 |
FC2アナリシス |
○ |
表示義務あり。(約8秒で消える) |
AccessAnalyzer |
△ |
表示義務あり。 |
忍者アクセス解析 |
△ |
表示義務あり。 |
Google AnalyticsとResearch Artisanは、広告バナーを表示する必要がありません。それ以外のアクセス解析ツールにしても、小さいバナーを表示するだけです。
次回予告
次回は、FC2アクセス解析(FC2アナリシス)の導入手順をご紹介します。
関連記事
「アクセス解析ツールの比較」に関連する記事を、ご紹介します。
作成日:2007/08/25 更新日:2008/02/15
« 「アクセス解析とは?」|
コメントありがとうございます。
CROOZ!さんからの回答
いちおう問合せておいたら、以下の回答がありました。
私の読解力に誤りがなければ、
CROOZ!ブログでは、タグの利用ができるそうですから、
AccessAnalyzerは使えるのではないかしら。
ただ、案内していないとの回答通り、
「自己責任で行ってください、フォローはしません」
ということかと思います。
> お問い合わせありがとうございます。
>
> お返事が遅くなり誠に申し訳ございません。恐れ入りますが、CROOZ!ブログには
> アクセス解析の機能はございません。タグを使用してのご利用は可能でございま
> すが、弊社ではご案内を致しておりません。何卒ご了承下さいます様お願い申し
> 上げます。
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