ウィルスとは?
コンピュータ・ウィルス
ウィルス(コンピュータ・ウィルス)は、ご存知かしら?
「風邪?インフルエンザ?」・・・いえいえ残念ですが違います。念のため書いておきますが、人間には感染しません。
コンピュータ・ウィルスは、人間には感染しませんが、とても厄介なものです。次の順番で、お話しは進みます。
どうしてウィルスを撒き散らすのか?
はじめに、ウィルス(コンピュータ・ウィルス)が何なのかまったく分からない人のために、5W1Hで整理しておきます。
誰が、何の目的でウィルスをまき散らしているのでしょうか?
誰が? | 悪意のある人が、 |
|---|---|
何を? | あなたの大切なものを、 |
いつ? | あなたが油断したときに、 |
どこで? | ネットを通してパソコンから、 |
どうして? | 盗もうとしている。 |
どのように? | コンピュータ・ウィルスを使います。 |
(1)誰が?(Who?)
残念ですが、世の中には、自分の都合しか考えていない悪意のある人がいます。
(2)何を?(What?)
あなたの個人情報、クレジットカードの番号、アカウント(パスワード)、プライベートな写真など、あなたの大切にしているものが標的になります。
(3)いつ?(When?)
多くの場合、「自分だけは大丈夫だろう」などと、油断しているときに起こります。あなたが出来る限りのセキュリティ対策が必要です。
(4)どこで?(Where?)
ネット接続しているあなたのパソコンや、あなたが運営しているホームページなど、あなたの大切な情報を置いてある場所が狙われます。
(5)どうして?(Why?)
金銭的な目的、または愉快犯的な理由や、政治・宗教思想、あるいは自己満足のために行われることもあります。情報を盗用したり、改竄(かいざん)、破壊したりします。
(6)どのように?(How?)
コンピュータ・ウィルスと呼ばれるプログラムを、あなたのパソコンに潜り込ませて、悪さをします。
直接、あなたのパソコンを狙うだけでなく、他のパソコンを攻撃するときの踏み台にする場合もあります。
コンピュータ・ウィルスとは?
コンピュータ・ウィルスは、プログラムに寄生して悪さをする小型のプログラムです。自己増殖もできるため、「ウィルス」の名前の通り、他のパソコンにも感染します。
例えば、次のような症状を起こすようです。
- 利用者が意図しない、不可解な言葉や画像を画面に表示する。
- データを破壊する。(システムファイルの削除、ハードディスクのフォーマット)
- パソコンが、起動できないようにする。(BIOSを書き換える)
- パソコンの動作が重くなったり、不安定になる。
通商産業省「コンピュータウイルス対策基準」では、次のように定義されています。(以下、引用します)
第三者のプログラムやデータべースに対して意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラムであり、 次の機能を一つ以上有するもの。
- (1)自己伝染機能
- 自らの機能によって他のプログラムに自らをコピーし又はシステム機能を利用して自らを他のシステムにコピーすることにより、 他のシステムに伝染する機能
- (2)潜伏機能
- 発病するための特定時刻、一定時間、処理回数等の条件を記憶させて、発病するまで症状を出さない機能
- (3)発病機能
- プログラム、データ等のファイルの破壊を行ったり、設計者の意図しない動作をする等の機能
3:ワームとは?
ワームは、他のプログラムに寄生しなくても、単独で実行可能なプログラムです。
4:スパイウェアとは?
スパイウェアは、個人情報を盗み出したり、ユーザの行動を収集します。「スパイ」の名前の通り、ひっそりとデータの転送を勝手に行います。
例えば、キーロガーと呼ばれるスパイウェアは、キーボードで打鍵したキー入力情報を記録し、パスワードなどを盗み出すそうです。
5:マルウェアとは?
ウィルス、ワーム、スパイウェアなど、不正なプログラムのことを総称してマルウェアと呼ぶそうです。
日頃からの心掛けと留意点
自戒のためにも書いておきます。
1:ネットの利用
- 知らない人からきたメール(SPAMメール)を、無闇に開かない。リンク(URL)を軽々しくクリックしない。添付物は絶対に開かない。
- 無闇にメールアドレスを公開しない。プロバイダから取得したメールアドレスは、信用できる人以外には教えない。
- 怪しいホームページは、閲覧しない。
- 怪しいコメント、トラックバックに記載されているリンク(URL)を軽々しくクリックしない。(人間の欲を刺激するような文章は、100%怪しい)
- 信用できないサイトでは、ファイルをダウンロードしない。
- ネットバンキングなどのアカウントを必要とするWebサイトや、クレジットカードの番号を入力するようなWebサイトは、ネットカフェでは、利用しない。
2:OS、ソフトウェア
- Windowsを使用している人は、WindowsUpdateを必ず実行する。
- セキュリティ上の瑕疵(かし)が多いと言われているブラウザを使用しないで、一般的にセキュリティが高いと言われているブラウザを使う。(Firefoxがお薦めです)
- ソフトウェアは、最新のバージョンにしておく。
- 使わないソフトウェアは、アンインストールする。
- 常駐するタイプのソフトウェアで不必要なものは停止する。
- Winnyなどのファイル共有ソフトを使わない。
- ブラウザのJavaScriptの設定は、通常OFFにしておき、必要なときだけONにする。信用できるWebサイトだけ、例外サイト設定を行う。
3:パソコンのセキュリティ向上
- アンチ ウィルスソフト、アンチ スパイウェアソフトを導入する。(定期的にスキャンをかけましょう)
- ファイアウォールを導入する。
- ネットには、ルータで接続し、正しい設定で利用する。
4:Webサイト運営者
- コメントの投稿は、画像認証制に設定する。(この設定は、とても大きな効果があります)
- SPAMコメント、SPAMトラックバックは、速やかに削除する。
- パスワードは、出来るだけ複雑(数字や大文字小文字を織り交ぜる)にし、定期的に変更する。
おすすめのアンチ ウィルスソフト
私はあまり詳しくないですけれども、アンチ ウィルスソフトをご紹介します。
1:アンチ ウィルスソフトとは?
ウィルスを、アンチ(反対、対抗)するためのソフトウェアです。コンピュータ・ウィルスを除去できます。
2:おすすめのアンチ ウィルスソフト(有料)
有料のソフトウェアであれば、NOD32(エヌオーディー32)がお勧めです。
以前、売れ筋のソフトを調べたところでは、Norton先生は高額で重いので不可、ウィルスバスターは重過ぎて論外、ウィルスセキュリティZEROは安価だけれど、性能的に・・・という印象でした。
必ずしも、売れているソフトウェアが良いとは限りません。一般的に、あまり有名ではありませんが、Kasperskyというソフトが、アンチウィルスソフトとしては最も評価が高いようです。
私の場合、どうして、NOD32にしたかと言えば、次の3つがポイントでした。
- 世界的に見てもベスト10に入るくらいの高い性能をもつ。
- 常駐していても、他のソフトと比べて軽い。
- スパイウェアもフォローしていると明確に書いてあった。
メーカによりますが、アンチウィルス機能と、アンチスパイウェア機能が別商品として販売されている場合もあるので、購入前に、よく確認しておく必要があります。
もちろん、使っているパソコンにも寄るでしょうから、ご参考までにどうぞ。逆に、お勧めがあれば、教えていただけると助かります。
3:おすすめのアンチ ウィルスソフト(フリーウェア)
フリーウェアでも、かなり性能の高いソフトはあるようです。と言よりも、市販商品より評価が高いものもあるようです。
(1)アンチウィルスソフト
- AVG Anti-Virus
- avast! antivirus
*:個人、非商用の場合のみ無料になるそうです。
(2)アンチスパイウェアソフト
- Spybot
- AD-Aware
ご利用にあたっては、使用上の注意をよく読んでくださいね。何があっても、すべて自己責任となります。
「信用」の判断基準
最後に、「信用できるか否か?」の判断について書いておきます。
1:信用できるサイトとは?
「信用できるサイト」とは、どういうWebサイトでしょう?「怪しくないWebサイト」とは、どういうWebサイトのことでしょうか?
「友達が運営しているWebサイトだから、信用できる」とか、「有名な企業のWebサイトだから、信用できる」と考えてしまった人は、もうワンステップ考えを進めておく必要があるかもしれません。
確かに、「良い人間」、「誠実な人間」が運営していることは、最低限の条件になりますが、セキュリティの意識が低いと、「信用できるサイト」とはなりません。
2:セキュリティの意識
例えば、セキュリティの意識が低いと、セキュリティ対策が十分ではないために、ウィルスに感染しても気が付かない可能性があります。
それを気付かずにいると、Webサイトや、メールによって被害は広がってしまいます。
つまり「信用」は、次のように言うことができます。
信用 = 良い人 + セキュリティ
被害者にならないために、また加害者にされてしまわないようにセキュリティの意識を高めていただきたいと思います。私も気を付けます。
関連用語
作成日:2008/04/15 更新日:2008/04/15
« 「トラックバックとは?」|
コメントありがとうございます。
現在、コメントさんも、お休みしています。
ウィルス〜
avast! antivirus
そう。やですよねーウィルス。
困ったものです。
avast! antivirusは、評判通り良い感じみたいですね。
私は、ウィルスが見つかったことがないので、逆に心配です。
「ワームの侵入をガードしました!」とか、たまにあっても・・・。
んー感染していないのなら、それは良いことなんでしょうけれど。
まったく何も起こらないと、本当に働いているのか分からない。(´Д`)
あ、そうか。何か書き忘れていると思ったら、オンラインスキャンだ。
ははは。orz
そうだねー。もったいないよね、せっかく技術があるのに。
トラックバック
http://kumacrow.blog111.fc2.com/tb.php/267-3965bd32

ウィルスは怖いですね・・・。
自分は、avast! antivirus を使用しています。
これが本当によく働いてくれていて、いつだか何かのリンクを踏んだ途端、
ウーウー!と警戒音がなって「ウィルスハケーン!(`・ω・´)」
「しかしご安心ください、食い止めてます!」みたいなメッセージが出て
なんか、こう、非常に、愛してしまいそうでした。
オンライン上でウィルスやスパイウェアなどのチェックが出来るものもありますよね。
http://www.trendflexsecurity.jp/security_solutions/housecall_free_scan.php
(オンラインスキャン)
これは、結構時間かかるけど、自分は月一くらいでチェックしたりしてます。
スパイウェアが入ってたりすると、取り除いてくれたりするみたいです。
しかしなあ・・・
ウィルスとか作れるくらいの技術があるなら、もっと他の事に活かしたらええねん・・・
とすごくもったいなく感じてしまいます。