レイヤーとは?
レイヤー
今回は、レイヤーについて書きます。
「レイヤーこーらやっと、どっこいじゃんじゃんこーらやっと♪」というわけで、次の順番で、お話は進みます。
GIMPの導入手順については、記事「GIMP2の導入手順」が参考になります。
レイヤーとは?
レイヤーには、層、階層などの意味があります。英語表記すると、layerです。
GIMPなどの画像編集ソフトを使用する場合は、基本中の基本の概念なので、覚えておく必要があります。
でも、言葉だけでは、イメージし難いですよね。それでは、画像を使いながらご説明いたします。
1:レイヤーを使わないと不便なんだなぁ
例えば、次のような画像があるとします。
これを、レイヤー無しで描くとしたら、どのような順番で描く必要があるでしょうか。おおよそ、次のような順番で描くのではないかしら。
- まず、背景となる空や地面を描きます。
- そして、家、車、雲などを重ねて描きます。
- 最後に、人物を描きます。
水彩画や油絵などと同じで、重ねて描いていくわけです。
しかし、ちょっと失敗したら、やり直すのはとても大変です。ぐっちゃぐちゃになる可能性だってあります。
2:レイヤーを使うと便利なんだなぁ
そこで登場するのが、レイヤーという機能です。
例えば、この画像を描くときは、次のように3階層で構成して描きました。
ちょっと「背景」という層がまぎらわしいですけれど、これはGIMPやPhotoshopでは自動的に作成されます。(元々あります)
ところで、どこかで、このような絵を重ね合わせて作る話を聞いた覚えがないかしら?・・・・・・えぇ、そうです。アニメのセル画と同様の概念です。
レイヤー1 に人物画、レイヤー2 に背景画を分割して描くことで、作業効率は高まります。
今回は説明が分かり良いように、人物画と背景画にしか分けていませんが、車、家、雲を分けて描いても良いわけです。
3:レイヤーを使うことの利点
一般的にレイヤーを使うと、次のようなメリットがあります。
- 描き直しが楽になる。
- 画像の使い回しができる。
- 画像の配置(移動)が楽になる。
- レイヤーごとに、効果を加えることができる。
などなど。
最初のうちは、レイヤーを追加する手間が増えるので大変かもしれませんが、慣れてしまうとグッと作業効率が上がります。
GIMP2でレイヤーを試してみましょう。
レイヤーが何となくイメージできたら、実際にGIMPを使って試してみましょう。
1:新規画像を作成する
(01)
GIMP2.4を起ち上げて、「ファイル」をクリックし、「新規」を選択します。
(02)
「新規」の設定画面が表示されます。
練習なので、特に変更なく「OK」をクリックします。
練習なので、特に設定を変える必要はありませが、もし幅×高さが小さすぎるようであれば変更してください。
(03)
「新規」画像が、作成(表示)されます。
2:レイヤーを作成する
(04)
右側「レイヤー」タブをクリックし、レイヤー枠下部の一番左にある[新規レイヤー作成]ボタンをクリックします。
もちろん、すでに「レイヤー」タブが選択(レイヤー枠が表示)されている場合は、「レイヤー」タブをクリックする必要はありません。
(05)
「レイヤー」の設定画面が表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
(06)
「新規レイヤー」が作成されていることを確認します。
色が付いているレイヤーが、選択されている(描くことができる)レイヤーです。
(07)
さらに(04)〜(05)と同様の作業を繰り返して、「新規レイヤー」をもうひとつ作成します。
3:描いてみる
(08)
左側の道具箱で「筆ツール」をクリックします。
もちろん、すでに「筆ツール」が選択されている場合は、「筆ツール」をクリックする必要はありません。
(09)
「筆ツール」でグリグリっと適当に描きます。
(10)
レイヤーを切り替えます。(「新規レイヤー#1」→「新規レイヤー」)
「新規レイヤー」を、クリックしてください。
(11)
色を変更します。
道具箱の下部にある黒い箇所をクリックします。
(12)
黒以外の色を適当にクリックして、[OK]ボタンをクリックします。
(13)
「筆ツール」でグリグリっと適当に描きます。
描いてみると分かりますが、黒色の上に描こうとしても塗りこめないはずです。
これは、赤色で描いているレイヤーが、黒色で描いているレイヤーの下にあるからです。
4:レイヤー位置を変更する
(14)
レイヤーの上下を変更してみましょう。(赤色を上にします)
「新規レイヤー」を、「新規レイヤー#1」の上にドラッグします。
(15)
赤色が上に来ているはずです。
これで、レイヤーについて、うっすら分かってきたかと思うのですが、いかがなものかしら?
GIMPでイラストを描きたいと思っている人は、「新規レイヤー作成の方法」、「レイヤーの移動方法」を、覚えておいてくださいね。
あと「表示/非表示」、「不透明度」なども覚えておくと、とても作業がしやすくなります。この話は、また別の機会に。
今回作成した画像ファイルは、以降の記事でも使っているので、いらないでしょうけれど、良かったら保存しておいてください。
次回予告
次回は、Amazonアソシエイトの最適化について書く予定です。
関連記事
画像編集ソフトGIMPに関連する記事を、ご紹介します。
1:GIMP2の導入
2:GIMP2で写真を編集する
3:GIMP2の基本
4:無料Web素材の作り方
作成日:2008/01/06 更新日:2008/01/27
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